岡山勝廣の問題発言


「再処理工場のウラン試験結果及びアクティブ試験計画等に関する説明会」

1.日時 平成18年2月18目(上)15:00〜18:40
2.場所 八戸よねくらホテル ベルサイユの間
3.出席者 当 社:代表取締役社長         兄島 伊佐美
          代表取締役副社長        鈴木 光雄
          再処理事業部再処理工場技術部長 青柳 春樹
          品質保証室部長         新沢 幸一
          再処理事業部再処理計画部長   中村 裕行
          再処理事業部品質管理部長    側目 隆一
          安全技術室放射線管理部長    宮川 俊晴
      電気事業連合会
          原子燃料サイクル事業推進本部部長 田沼 進
4.司会者 青森大学総合研究所所長 末永 洋一氏
5.参加者 約1 8 0名

【48ペ−ジの議事録の40〜41ペ−ジの部分のみ掲載】
(司会)
 それから、もう一件、風評被害に関してございます。いわゆる反論をしたいというこ
とであります。六ケ所の岡山様。どうぞ。
(発言者)
 時間をいただきまして、ありがとうございます。風評被害についてちょっとお話しし
たいのですが、六ケ所村には現在、約7,000頭の肉用牛、乳牛がいます。それか
ら、魚もいっぱいとれています。野菜も相当とれています。その中で、私も1,800
頭ほどの牛を飼っていますが、日本原燃さんが来てから今まで相当の時間がたっており
ますけれども、「あんたどこさ再処理工場来たら、この物を買わない」という話は、い
まだかつて一度も聞いたことがありません。まして、私も乳製品を作っておりますが、
放射能の汚染を受けて、すぐに結果が出てくるのは牛乳なんですね。でも、いまだかつ
て、それで六ケ所の魚が売れない、野菜が売れない、牛乳が売れません、牛肉が売れま
せん、乳製品が売れませんという事実はないんです。あたかもみんなの意見は、迷惑施
設だと、冗談じゃないですよ。我々農業者、六ケ所にいる酪農家は、ものすごく迷惑し
ているんです。これがまず一つ。
 そして、まだアクティブ試験も開始されていないこの段階で、確かどなたかが、米が
売れなくなったと、損害賠償を日本原燃に請求すると、これ自体がおかしいんじやない
でしょうか。そういう問題を提起すること自体がおかしいんじやないでしょうか。これ
は明らかに、再処理工場の開始を抑えるための意図的な話だと思う。言い方を変えれ
ば、言葉が適切かどうか分からないんですけれども、ありもしないことを意図的に話を
するということ自体、風説の流布の罪にあたるのではないのかなという思いをします。
 それから、もう一つ言わせてください。もしそうなったとしたならば、物が売れなく
なったときに、日本原燃じやなくて、そういうことを言うこと自体に私は問題があると
思う。こういったことを言われること自体、我々六ケ所農民、酪農家は非常に迷惑して
います。ですから、日本原燃の社長及び役員にお願いしたい。日本の経済がこ二まで発
展してきたのは、やはり電力なんです。そして、紛れもない事実は、今の電力の3分の
1以上が原子力。これを続けるためには、再処理工場は絶対必要なんですよ。国でも決
めたわけですから。我々六ケ所は、これを地元企業として受け入れて、一緒にやってい
こうということで頑張っている。風評被害、とんでもない話です。言うこと自体が私は
風評被害だと思います。
(司会)
 ありがとうございました。ただ今の岡山様のご発言は、情報提供とご意見ということ
で聞かせていただきます。
 様、反論ですか。じやあ、簡単に。
(発言者)
 今の岡山さんの発言は名誉棄損にあたりますよ。意図的にやったという証拠を後で出
してください。
(司会)
 はい、分かりました。


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