七戸町議会議員  哘 清 悦  一般質問DB


哘清悦一般質問による第2次七戸町長期総合計画の推進状況


基本構想5

豊かな心と文化を育むまちづくり(教育・文化の充実)


3 生涯スポーツの振興

平成23年 6月(詳細:議事録

人材バンクの設置について

哘清悦

 学校と家庭以外で、子どもが過ごす時間帯が地域の教育力を問

われ、いかに充実した指導ができるかが課題であり、七戸町の教

育力の現状を把握するためにも、人材バンクを設置し、登録者を

募集する必要があります。他の市町村のお手本となるような「教

育の町・七戸」として、人材バンクを構築する考えがないか伺い

ます。


指導者名簿を作成し提供に努める

教育長

 町内の小中学校に地域コーディネーターを1名から2名配置し

、保護者や地域の協力を得ながら、家庭教育、地域の教育力を高

める活動を展開しております。

 また、公民館講座において各種講座を開設し、町内外の講師の

方々も学校教育の中に活用しております。

 現在、人材バンクの設置は考えておりませんが、平日の放課後

、土日の活動に対する教育の対応、指導者の対応としての人材確

保については、体育協会加盟団体・スポーツ活動団体等と協議し

ながら、各団体を通じ講師の派遣及び各種目別に、指導者・団体

を整理すると共に、教職員退職者団体にも働きかけ人材情報の収

集に努め、指導者名簿を作成して子ども達のスポーツ活動の求め

に応じた情報を提供できるよう努めて参ります。

 また、登録した人材の名簿に関しましては活用方法について慎

重に検討し、対応していきます。


平成28年 9月(詳細:議事録

幼児等がスポーツに関心を持つような取り組みは

哘清悦

 リオーオリンピックでの日本選手の活躍は、国民を大いに元気

にした。

 オリンピック選手の共通点は、幼い時からその種目に興味を持

ち練習を開始していることと、そのきっかけが親であることが多

い。

 初期の段階は、親が一番の指導者でありスポンサーであると感

じた。

 才能を持って生まれた子供でも、スポーツを始める機会に恵ま

れなければ、せっかくの才能が埋もれたままになってしまい、非

常にもつたいない。

 自分の子供がスポーツに興味を持つ機会を十分に与えられない

保護者が多いと思う。実情の把握は。


誰でも参加できる軽スポーツの集いと

低学年児童対象の軽スポーツ教室を実施

町 長

 今後、新しい体育館の建設に向けて、町民へのアンケート調査

等を実施する予定。その中で、スポーツをしていない子供たちの

理由や保護者の関心度等を把握できるような調査項目を設け、現

状を把握していきたい。


哘清悦

 当町のスポーツ振興策は、子供がスポーツに興味を持つ機会を

十分に与えることができているか。


町 長

 今年度は、その第一歩として、スポーツの楽しさや他の者との

連帯感を体感してもらうという観点から、ルールが簡単で遊び感

覚でできる軽スポーツを奨励し、子供から高齢者までが参加でき

る軽スポーツの集いの事業を実施する予定。

 また、モデル的に天間西小学校の低学年児童を対象とし、放課

後の時間を活用した軽スポーツ教室を開催し、スポーツに触れる

きっかけとなる事業を実施する。

 行政以外では、町サッカー協会で、幼稚園やこども園等の未就

学児を対象に、体を動かすことから始め、遊びを含めた運動を行

い、スポーツに興味を持たせるためのサッカー体験教室などの取

り組みを行っている。


哘清悦

 スポーツ振興策の現在の課題は。

 

町 長

 児童・生徒の減少で、スポーツ少年団に加人する児童が減少し

ていることと、中学校の部活動においては、1校だけでチームを

編成できない団体競技が増えていること。

 スポーツ少年団や部活動をしている児童・生徒・指導者を巻き

込んだ保護者間のトラブルも増えて、その解決や指導者不足とそ

の確保も大きな課題。


平成29年 6月(詳細:議事録

スポーツの指導体制について

哘清悦

 今年6月で廃部となる天間林中学校のソフトテニス部を含め、

どのような経緯で現在の部の編成に至ったのか。


教育長

 統合前の両校にある部活、団体競技、男女のバランス、学級数

に応じた職員数も考慮し考えた。

 新生天間林中学校に配置される職員数は教頭を含め11人。

 2人顧問体制で考えた結果、野球部、ソフトボール部、卓球部

、陸上部、吹奏楽部の5つで再編することとなった。

 ソフトテニス部は、両校にないことと、女子のみであるという

理由から廃部とした。


哘清悦

 昼休みに色々なスポーツに触れることができるよう、町内6校

に用具を揃えることを要望する。


哘清悦

 天間林中学校の生徒で小学校まではスポーツ少年団でサッカー

をやっていた生徒がいる。

 今年度からサッカーの練習場が天間林中学校から遠くなり、サ

ッカーをやる生徒がゼロになっただけにとどまらず、天間林地区

のサッカー少年団に入る児童も減ったと聞いた。

 在籍人数の増減は。


教育長

 平成26年度は37人、27年度と28年度は23人、29年

度は8人。

 練習場所が遠くなったことのほかに、何が原因で天間林地区の

サッカー少年団の団員数が減少したのか、検証が必要だと思う。