平成26年 3月


予算編成の手法は

哘清悦

 政策評価と事務事業評価をどのように行い、それらの行政評価

を当町の予算編成にどのように活用しているのか。

 行政改革大綱に行政評価システムも明記されているのか。


事務事業評価を活用していく

町 長

 今年度から新たに、教育委員会部局が実施している事務事業評

価を、町長部局においても実施。

 平成25年度は、3月中旬を履行期限とした業務委託により事

業評価を実施したため、平成26年度予算編成には活用できなか

ったが、評価事務の開始時期を早めることで、次年度は予算編成

の資料として活用できる。

 行財政改革プランには行政評価システムは明記されていない。


哘清悦

 評価の低い主な政策・施策は何であり、それらは今後どうする

のか。

 ローズカントリーはどう考えているか。

 南部縦貫株式会社と随意契約する際の契約金額は、何を根拠に

積算を行っているのか。

 競争社会で企業に生き残る力を付けさせる方向に切り替えるべ

きでは。


町 長

 基本的には見直しや縮小、廃止。

 成果や効果が見えにくい事業は、慎重に進めねばならない。

 ローズカントリーは、りんどうの温室栽培やバラの水耕栽培な

どにより商品価値を高め、販売増に努める。また、観光スポット

として位置づけており、総合的、多面的に活用が図れるように事

業の展開をしていく。

 南部縦貫株式会社とは、業務仕様書により見積書を提出させ、

これを青森県の委託業務設計単価表などと比較、精査し、妥当性

を確認し契約している。

 町としても、今後数年の経営状況を見ながら、早い段階での競

争性の導入を目指していく。


哘清悦

 新たな政策・施策を企画する際、その目的の達成度をどのよう

な方法で予測し評価しているか。

 それらの事業の予算配分をどのような手法で行ったか。


町 長

 事務事業の実施状況や施策の有効性などを的確に評価し、町民

の町政に対する満足度や重要度を尋ねる町民アンケートなどから

達成度を把握し、評価に加えねばならないと考える。

 事業の予算配分は、基本計画等との整合性や過去の実績、重点

政策・事業などを横断的に総合的に判断し、バランスを重視し行

った。


雇用対策は

哘清悦

 七戸町出身で今春卒業する高校生及び大学・短大・専門学校の

学生の就職状況と、それらの情報を得るための連携はどこまで進

んでいるのか。

 県内就職希望の学卒者に対する当町の支援策は。

 U・Iターン者が転入手続きに町民課を訪れた際に、政策立案

のためのアンケートヘの協力を求める考えがあるか。


町 長

 就職状況は、把握できる現況にないが、野辺地公共職業安定所

や野辺地雇用対策協議会と連携し、情報の共有化を図っている。

 学卒者に対し、新卒ハローワークや新卒者就職応援本部を活用

し、学校と連携しながら就職支援を進め、地元企業に対しては、

求人の確保を要請する支援策も考えていく。

 政策立案アンケートは検討する。


哘清悦

 地元資本小売業の将来とその雇用状況を、町長はどのように予

測しているか。

 インターネットによる販売に政策誘導する考えはあるか。


町 長

 小売業者や従業者数は今後も減少すると考えられる。インター

ネット販売は商工会と連携して普及促進に努めたい。


哘清悦

 当町の雇用の維持拡大を目的とする政策・施策とその数値目標

は。

 観光カリスマの山田桂一郎氏のアドバイスを受け、何を実現し

、平成26年度は何に着手するのか。


町 長 

 具体的な数値は、設定していない。

 各種団体や観光事業者、教育関係者が互いに問題を掘り起こし

、共有の目標を設定して、既存のイベントや事業のあり方を協議

し進めていく。